ことわざ 6   日本のことわざをおぼえよう!

 プリント  Leeのきょうざいかん Leeの中学館 

時は金なり
ときはかねなり
時間はお金と同様に貴重なものだから、決して無駄にしてはいけない
長い物には巻かれよ
ながいものにはまかれよ
力のある者には従ったほうが得策である
泣きっ面にはち
なきっつらにはち
不運・不幸が重なること
情けは人のためならず
なさけはひとのためならず
人に情けをかけるのは、その人のためになるばかりでなく、やがては自分に返ってくる
七転び八起き
ななころびやおき
何度失敗しても、あきらめずに立ちあがること
ない袖は振れぬ
ないそではふれぬ
実際に無いものはどうしようもないということ
憎まれっ子世にはばかる
にくまれっこよにはばかる
人から憎まれるような者ほど、ぎゃくに世間では幅をきかせるものである
ぬかにくぎ やわらかい糠(ぬか)に釘を打つように、何のきき目も手ごたえもないこと
のれんに腕押し
のれんにうでおし
何のはり合いも手ごたえもないこと
10 念には念を入れよ
ねんにはねんをいれよ
用心の上に、さらに用心を重ねよということ
11 のどもと過ぎれば熱さを忘れる
のどもとすぎればあつさわすれる
苦しいことも過ぎてしまえば、その苦しさや恩も簡単に忘れてしまうということ
12 ぬれ手に(で)粟
ぬれてにあわ
何の苦労もしないで多くの利益を得ること、骨を折らずに金をもうけること
13 早起きは三文の徳
はやおきはさんもんのとく
朝早く起きると良いことがあるということ
14 花より団子
はなよりだんご
風流よりも実益、外観よりも実質を重んじることのたとえ
15 人のうわさも七十五日
ひとのうわさもしちじゅうごにち
世間であれこれうわさをしていても、それは長く続かず、やがて自然に忘れ去られてしまうものだ
16 人の口に戸は立てられぬ
ひとのくちにとはたてられぬ
世間のうわさ話は、防ぎようがないということ
17 人を見たら泥棒と思え
ひとをみたらどろぼうとおもえ
他人をうかつに信用しないで、いったんは疑ってかかれということ
18 百聞は一見にしかず
ひゃくぶんはいっけんにしかず
百回聞くよりも、たった一度でも自分の目で見たほうが確かだということ
19 人のふり見て我がふり直せ
ひとのふりみてわがふりなおせ
他人の行動を見て、良いところは見習い悪いところは改めよということ
20 火のない所に煙は立たぬ
ひのないところにけむりはたたぬ
うわさが立つのも何か理由があるということ

「故事ことわざ辞典」を参考にさせていただきました。