ことわざ 6 日本のことわざをおぼえよう!
1 | 時は金なり ときはかねなり |
時間はお金と同様に貴重なものだから、決して無駄にしてはいけない |
2 | 長い物には巻かれよ ながいものにはまかれよ |
力のある者には従ったほうが得策である |
3 | 泣きっ面にはち なきっつらにはち |
不運・不幸が重なること |
4 | 情けは人のためならず なさけはひとのためならず |
人に情けをかけるのは、その人のためになるばかりでなく、やがては自分に返ってくる |
5 | 七転び八起き ななころびやおき |
何度失敗しても、あきらめずに立ちあがること |
6 | ない袖は振れぬ ないそではふれぬ |
実際に無いものはどうしようもないということ |
7 | 憎まれっ子世にはばかる にくまれっこよにはばかる |
人から憎まれるような者ほど、ぎゃくに世間では幅をきかせるものである |
8 | ぬかにくぎ | やわらかい糠(ぬか)に釘を打つように、何のきき目も手ごたえもないこと |
9 | のれんに腕押し のれんにうでおし |
何のはり合いも手ごたえもないこと |
10 | 念には念を入れよ ねんにはねんをいれよ |
用心の上に、さらに用心を重ねよということ |
11 | のどもと過ぎれば熱さを忘れる のどもとすぎればあつさわすれる |
苦しいことも過ぎてしまえば、その苦しさや恩も簡単に忘れてしまうということ |
12 | ぬれ手に(で)粟 ぬれてにあわ |
何の苦労もしないで多くの利益を得ること、骨を折らずに金をもうけること |
13 | 早起きは三文の徳 はやおきはさんもんのとく |
朝早く起きると良いことがあるということ |
14 | 花より団子 はなよりだんご |
風流よりも実益、外観よりも実質を重んじることのたとえ |
15 | 人のうわさも七十五日 ひとのうわさもしちじゅうごにち |
世間であれこれうわさをしていても、それは長く続かず、やがて自然に忘れ去られてしまうものだ |
16 | 人の口に戸は立てられぬ ひとのくちにとはたてられぬ |
世間のうわさ話は、防ぎようがないということ |
17 | 人を見たら泥棒と思え ひとをみたらどろぼうとおもえ |
他人をうかつに信用しないで、いったんは疑ってかかれということ |
18 | 百聞は一見にしかず ひゃくぶんはいっけんにしかず |
百回聞くよりも、たった一度でも自分の目で見たほうが確かだということ |
19 | 人のふり見て我がふり直せ ひとのふりみてわがふりなおせ |
他人の行動を見て、良いところは見習い悪いところは改めよということ |
20 | 火のない所に煙は立たぬ ひのないところにけむりはたたぬ |
うわさが立つのも何か理由があるということ |
「故事ことわざ辞典」を参考にさせていただきました。