慣用句(かんようく) 1
慣用句とは「古くから広く使われてきた、ひとまとまりの言葉・文句や言い回し」のことです。
慣用句は文章の中で使われることが多い。また体の一部を用いた表現が非常に多い。
参考:がんばれ中学受験生「体の慣用句」 朋徳学院学習ブログ(動画)
1 | 相づちを打つ あいづちをうつ | 相手の話に調子を合わせて、受け答えをする。 |
2 | あごで使う あごでつかう | こうまんな態度で人をこき使う。 |
3 | あごを出す あごをだす | くたくたに疲れてしまう。 |
4 | 足が重い あしがおもい | しなければいけないのに、なかなか気がすすまない |
5 | 足が出る あしがでる | 使ったお金が多くて、予定していたお金がたりなくなる |
6 | 足が棒になる あしがぼうになる | 長く立ったり歩いたりして、足がつかれ、棒のようになった感じをあらわす |
7 | 足元に火がつく あしもとにひがつく | 自分の身に危険が近づいてくること。 |
8 | 足元を見る あしもとをみる | 相手の弱みにつけこむこと |
9 | 味をしめる あじをしめる | 一度うまくいったことかが忘れられないで、その味を覚え、次にも同じことを期待すること。 |
10 | 頭が上がらない あたまがあがらない | 相手に負い目があったり、権力におされたりして、対等にふるまえない。 |
11 | 頭が痛い あたまがいたい | うまい解決法がわからず、思い悩むこと。 |
12 | 頭が下がる あたまがさがる | 感心して敬服(けいふく)すること。 |
13 | 油を売る あぶらをうる | むだ話などをして、仕事をなまける。 |
14 | ありがた迷惑 ありがためいわく | 親切がかえって迷惑になること。 |
15 | 息を殺す いきをころす | 息をするのをおさえて、じっとしていること。 |
16 | 息を抜く いきをぬく | 途中でひと休みする。休憩する。 |
17 | 息をのむ いきをのむ | びっくりしたり感動したりして、いっしゅん息が止まること。 |
18 | 痛しかゆし いたしかゆし | どちらもそれぞれに都合がわるいこと。 |
19 | 板につく いたにつく | 態度やしぐさ、服装や仕事などが、ぴったりしてよく似合う。 |
20 | 後ろ指をさされる うしろゆびをさされる | かげで悪口を言われる。 |
21 | 腕が上がる うでがあがる | 技術や実力がつく。じょうずになる。 |
22 | 腕が鳴る うでがなる | うでまえを見せたくてはりきっている。 |
23 | 腕によりをかける うでによりをかける | もっている能力を十分に発揮する。 |
24 | 馬が合う うまがあう | 性格や気が合う。意気投合する。 |
25 | お茶をにごす おちゃをにごす | 思っていることをはっきりと言わないで、思わせぶりなこと。 |