ことわざ 5 日本のことわざをおぼえよう!
1 | 親しき仲にも礼儀あり したしきなかにもれいぎあり |
どんなに親しい間がらであっても、守るべき礼儀があるということ |
2 | 知らぬが仏 しらぬがほとけ |
知れば腹が立ったり悩んだりすることでも、知らなければ平静な心でいられるということ |
3 | 住めば都 すめばみやこ |
どんな場所であっても、住みなれれば都と同じように住み心地がよいということ |
4 | すずめ百までおどり忘れず すずめひゃくまでおどりわすれず |
幼い時に身につけた習慣や技能は、いくつになっても抜けないということ |
5 | 船頭多くして船山に上る(登る) せんどうおおくしてふねやまにのぼる |
指図する人が多くてまとまらず、うまくいかないこと |
6 | 千里の道も一歩から せんりのみちもいっぽから |
どんなことも、着実に努力を重ねていけば成功するということ |
7 | 善は急げ ぜんはいそげ |
良いと思ったことは、ためらわずただちに実行するべきだということ |
8 | 背に腹はかえられぬ せにはらはかえられぬ |
大事なことのためには、他のことをぎせいにするのはやむを得ないということ |
9 | 備えあればうれいなし そなえあればうれいなし |
ふだんから準備をしておけば、いざというとき心配がないということ |
10 | 立つ鳥あとをにごさず たつとりあとをにごさず |
立ちさる者は、きれいに始末をしていくべきということ |
11 | たで食う虫も好き好き たでくうむしもすきずき |
人の好みはそれぞれで、ずいぶんと違いがあるということ |
12 | 忠言は耳に逆らう ちゅうげんみみにさからう |
忠告の言葉は、聞く者には耳が痛いから、素直に受け入れられにくいということ |
13 | 角をためて牛を殺す つのをためてうしをころす |
小さな欠点をむりに直そうとして、かえって全体をだめにすること |
14 | とびがたかを生む とびがたかをうむ |
平凡な親からすぐれた子供が生まれること |
15 | とらぬたぬきの皮算用 とらぬたぬきのかわざんよう |
手に入るかどうかもわからないものに期待して、計画をねること |
16 | とらの威を借るきつね とらのいをかるきつね |
権力のある者に頼って、いばる小者のこと |
17 | とうふにかすがい とうふにかすがい |
手ごたえやきき目が、まったく無いこと |
18 | 年寄りの冷や水 としよりのひやみず |
老人が危険なまねや、出すぎた振るまいをすること |
19 | どろぼうを見て縄をなう どろぼうをみてなわをなう |
事が起きてからあわてて準備を始めること |
20 | 飛んで火にいる夏の虫 とんでひにいるなつのむし |
自ら進んで危険や災難に飛び込んでいくこと |
「故事ことわざ辞典」を参考にさせていただきました。