ことわざ 3 日本のことわざをおぼえよう!
1 | 後は野となれ山となれ あとはのとなれやまとなれ |
目先のことさえ解決できれば、後はどうなってもかまわない |
2 | 早起きは三文の徳 はやおきはさんもんのとく |
朝早く起きれば、健康にも良いし、仕事や勉強がはかどったりするので得をする |
3 | 石橋をたたいて渡る いしばしをたたいてわたる |
用心の上にさらに用心を重ねるように行動する |
4 | 悪銭身につかず あくせんみにつかず |
悪い手段で得たお金は、つまらないことに使ってしまい残らないものだ |
5 | 案ずるより産むがやすし あんずるよりうむがやすし |
始める前はあれこれ心配をするものだが、実際にやってみると案外たやすくできるものだ |
6 | ありの穴から堤もくずれる ありのあなからつつみもくずれる |
ちょっとした油断や不注意から、思いがけない大事がおきる |
7 | 石の上にも三年 いしのうえにもさんねん |
つらくても辛抱して続ければ、いつかは報われる |
8 | 雨ふって地固まる あめふってじかたまる |
もめ事の後は、かえって安定した状態を保てるようになる |
9 | うりのつるになすびはならぬ | 平凡な親から非凡な子は生まれない。また、原因のないところに結果は生じない |
10 | 医者の不養生 いしゃのふようじょう |
人にはりっぱなことを言っているが、自分では実行が伴わないこと。 |
11 | 一寸の虫にも五分の魂 いっすんのむしにもごぶのたましい |
弱い者にも、考えや意地がある |
12 | 一寸先は闇 いっすんさきはやみ |
これから先のことはどうなるのか、まったく予測できない |
13 | 衣食足って礼節を知る いしょくたってれいせつをしる |
人は生活に余裕ができて、初めて礼儀や節度をわきまえられるようになる |
14 | 一銭を笑う者は一銭に泣く いっせんをわらうものはいっせんになく |
わずかな金額であっても、お金を粗末にしてはならない |
15 | 牛に引かれて善光寺参り うしにひかれてぜんこうじまいり |
他人の誘いや思いがけない偶然で、よい方面に導かれること |
16 | うわさをすれば影 うわさをすればかげ |
人の噂をしていると、ちょうどそこへ噂の本人が現れることがある |
17 | 海老で鯛を釣る えびでたいをつる |
小さな投資や労力で大きな利益を得ること |
18 | 縁の下の力持ち えんのしたのちからもち |
人の目につかないところで、他人のために苦労や努力をすること。また、そのような人 |
19 | 帯に短したすきに長し おびにみじかしたすきにながし |
中途半端で役に立たないこと |
20 | 老いては子に従え おいてはこにしたがえ |
年をとったら出しゃばったり我を張ったりず、何事も子に任せて、従っていくほうがいいということ |
「故事ことわざ辞典」を参考にさせていただきました。