ことわざ 2    日本のことわざをおぼえよう!

少年よ大志をいだけ
しょうねんよたいしをいだけ
若者よ、大きな希望をもって努力しなさいということ。
急がばまわれ  いそがばまわれ 急ぐときは近道よりも、遠くても安全な道を選ぶほうがいい
初心忘るべからず
しょしんわするべからず
何ごとも、それを始めようとした時の真剣な気持ちを忘れてはいけないということ。
急いては事をしそんじる
せいてはことをしそんじる
あわてると失敗しやすい、ということ。
犬も歩けは棒にあたる
いぬもあるけばぼうにあたる
出歩いていると(やってみると)思わぬ幸運にぶつかることもある、ということ。
腹が減っては戦ができぬ
はらがへってはいくさができぬ  
お腹がすいていては、よい仕事ができないということ。
馬子にも衣装  まごにもいしょう どんな人でも美しく着飾れば、りっぱな人間に見えるものだ
少年老いやすく学なりがたし
しょうねんおいやすくがくなりがたし
若いうちはまだ先があると思って勉強に必死になれないが、年をとり、何も学べないで終わってしまう。
朱に交われば赤くなる
しゅにまじわればあかくなる
人はつきあう人に影響されてよくも悪くもなる
10 三人寄れはもんじゅの知恵
さんにんよれはもんじゅのちえ
三人集まればすぐれた考えが浮かぶ、ということ
11 二兎を追う者は一兎をも得ず
にとをおうものはいっとをもえず
同時に二つの違ったことをしようとすれば、どちらも成功しないということ。
12 大は小をかねる  
だいはしょうをかねる
大きいものは小さいものの代わりもするから、大きい方が小さいものより役に立つ、ということ。
13 鉄は熱いうちに打て てつはあついうちにうて 人はその精神が柔軟なうちにきたえよ、ということ
14 出る杭は打たれる  
でるくいはうたれる
とびぬけた行ないをする者や、才能をあらわす者は、他から憎まれたり嫌われたりするということ
15 三つ子の魂百まで
みつごのたましいひゃくまで
三歳までの子供の魂は、百歳になってもそのままである。持って生まれた性格はいつまでも変わらない
16 水と油   みずとあぶら 性質や性格が正反対で、おたがいに一致せず調和しない
17 虫のいどころが悪い むしのいどころがわるい わずかなことにも怒りっぽく、ふきげんなことをいう
18 嘘つきは泥棒の始まり
うそつきはどろぼうのはじまり
嘘をつきはじめるとそれが平気になり、泥棒をしても恥と思わなくなる、ということ。
19 井の中の蛙大海を知らず
いのなかのかわずたいかいをしらず
自分のまわりのせまい範囲をゆい一の世界と思い、いい気になること。
20 馬の耳に念仏  
うまのみみにねんぶつ
馬に念仏をきかせても、馬はいっこう気にとめないところから、人の話が耳にはいっても全然分からないこと
プリント  Leeのきょうざいかん Leeの中学館