ことわざ 1    日本のことわざをおぼえよう!

かわいい子には旅をさせよ
かわいいこには たびをさせよ
本当に子供を愛しているなら自分の手元に置かずにつらい経験をさせて、世の中のことを勉強させるべきだということ。
猿も木から落ちる
さるもきからおちる
どんなに得意なものでも失敗するとこがあるということ。
ちりも積もれば山となる
ちりもつもれば やまとなる
小さい物でもたくさん集まれば、大きな物になるのでおろそかにしてはいけないということ。
三日坊主
みっかぼうず
すぐにものごとにあきてしまう人のこと。
笑う門には福来る
わらうかどには ふくきたる
いつもにこにこしている門(もん=一族、一家族)には自然と幸福がやってくるということ
知らぬが仏
しらぬがほとけ 
真実を知ったら怒ったり悲しんだりするが、知らなければ仏様のようにやすらかで落ち着いた気持ちでいられるということ。
切磋琢磨
せっさたくま
人がおたがいに励ましあって学問、教養、人格を磨くこと。
猫に小判
ねこにこばん
物の価値がわからない者に高価な物を与えてもむだであるということ。
たなからぼたもち 思いがけないしあわせがくること。
10 どんぐりの背くらべ
どんぐりのせいくらべ
大した差がなくどれも普通で特に目立って良いものがないときに使われる。
11 能ある鷹は爪をかくす
のうあるたかはつめをかくす
すぐれた才能の持ち主である程、普段その実力を見せびらかさないということ。
12 覆水盆にかえらず
ふくすいぼんにかえらず
一度してしまったことは取り返しがつかないこと。
13 まかぬ種は生えぬ
まかぬたねははえぬ
種をまかなければ芽が出てこないということば通り、ものごとの結果は、原因がなければ発生しないということ。
14 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
きくはいちじのはじ きかぬはいっしょうのはじ 
わからないことを他人に聞くのはちょっと恥ずかしいが、それを聞かないままにしてずっとほおっておくことの方がもっと恥ずかしい。
15 焼け石に水
やけいしにみず
焼けた石に少しくらい水をかけても冷たくならないように、少々のことでは意味が無く役に立たないこと。
16 薮から棒 
やぶからぼう
薮(やぶ)から突然棒が出てきたら驚きますが、この語の通り「突然ものごとをすること」
17 横槍を入れる
よこやりをいれる
一対一の勝負に第三者がでしゃばること。
18 楽は苦の種 苦は楽の種
らくはくのたね くはらくのたね
今、楽をすれば後で苦労し、今苦労しておけば後に楽をする事ができる。
19 類は友を呼ぶ
るいはともをよぶ
趣味が似ているもの同士は自然と集まるということ。
20 わざわい転じて福となす
わざわいてんじてふくとなす
不幸をバネに、幸福をつかみとれという意味。
プリント  Leeのきょうざいかん Leeの中学館        
「ことわざ辞典」 「ことわざわーるど」を参考にさせていただきました。